気になっていたシロカカフェばこProを手に入れて、しばらく使ってみた感想をまとめてみました。
かなり辛口な評価となっていますが、あくまで私見です。
ぜひ購入の参考にしてください。
シロカ カフェばこProに期待していたこと
普段はハンドドリップをしてコーヒーを飲んでいますが、時間がなかったり、ちょっと面倒になった時などに使えるコーヒーメーカーがないか、と探していたところ、気になりました。
期待していた点はこんなところ。
- 価格はできるだけ抑えたい
- 置き場所に困らないスリムサイズ
- 豆から挽きたいのでミル付き
- 挽目調整可能
- 給水タンクは分離可能
- できれば4杯まで
結構わがままですが、スペック上はほぼクリアしているので理想に近い全自動コーヒーメーカー、と思っていました。
シロカ カフェばこPro デメリット
10日ほど、毎日1-3回使ってみて、ここはどうかな?という点をまとめてみました。
ミルの音がうるさい
2杯分くらいまでならそれほど時間もかからないため、我慢できないほどではないですが、さすがに家族が寝ている時間帯に使うのはためらうほどの音量でした。
なのでタイマーを使って、朝起きたらコーヒーができている!というシーンはまだありません。
コーヒーが薄い
直マグおよびマグ用で2杯だと、いつものコーヒー豆だと明らかに薄いです。
取説をみると1杯あたり10グラムなので、ハンドドリップ時と変わらない量ですが、抽出量が1杯あたり180mlと普段より多いため、薄くなっているんでしょうね。
仕方なく、マグ2杯→カップ2杯にしましたが、正直これでも薄かったので、
- いつもより豆を深煎りに変更
- 豆を挽くスピードを長め
- 細引き
- 温度は高温
に設定して、何とか飲めるくらいにはなりました。
水の量は自動計測されるので、水を少なめにしたら大きく改善されるかもしれませんが、まだ試していません。
コーヒーがぬるい
高温設定でも出来上がったコーヒーがぬるい。
真冬なのでサーバー自体が冷えているからなのか。
ただ、できたコーヒーをしばらく放置して、保温ヒーターで温めると温度が高くなりました。
だったらサーバーを温めればいいのか?となりますが、全自動を目的で購入しているので納得いかないですね。
今のところ改善方法がみつかっていません。
給水タンクが不安定
タンク自体が細長いため、取り出して水を入れる時は結構不安定で、一度倒してしまいました。
取り出さずに、ポットなどで給水するほうがよさそうです。
紙フィルターがセットしにくい
紙フィルターをバスケットにセットした後、リングで安定させるのですが、このリングをはめるとフィルターがクシャっとなって、きれいに収まりません。
地味にストレスです。
と、ここまで不満点をたくさん並べましたが、もちろんいいところもあります。
次からはその点を。。。
シロカ カフェばこPro メリット
ミル性能がいい
さすがコニカル式なので挽目の粒度が揃っていてきれいに挽けます!
ホッパーが便利
コーヒー豆が200グラムまで入れられるホッパーは便利。
しかもしっかり密閉されるため、鮮度も保てて、なくなれば補給するだけなので助かります。
紙フィルターが使える
カフェばこの購入も考えましたが、メッシュフィルターが気に入らず見送っていました。
今回紙フィルターがつかえるところも嬉しい点です。
水量は自動計測
水タンクに多めの水を入れておけば、作るコーヒーの量に合わせて自動計量してくれるため、こちらも便利。
操作はとてもシンプル
極端にいえば、作る量が決まっていれば、電源を入れてスイッチ押すだけ。
後は待つだけでいつも通りのコーヒーが出来上がり。ここは大満足です。
手入れがかんたん
給水タンク、サーバー、バスケットが外れて洗えるので手入れがラクです。
水は入れっぱなしですが、クリーニング機能が搭載されているので、たまに洗浄するだけ。
結論)シロカ カフェばこProの評価はもう少し使わないと判断できない
いいところ、悪いところをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
個人的には、
- コーヒーが薄い
- コーヒーがぬるい
この2点がクリアできないと、正直微妙かなと思っています。
折角手元にあるので、このふたつを改善して使えるコーヒーメーカーにしたいですね。
これから試してみますので、また結果をレポートします。