もう1か月以上も前に材料を買っていましたが、とうとう障子紙の張替えをすることになりました。
手先があまり器用ではなく、いや不器用だから、心のどこかで「やりたくないなぁ~」という気持ちが強かったので、ほんと重い腰を上げての作業になりました。
そんな私でも、無事2枚張り替えることができました。
折角なので作業の様子をまとめてみました。
きっとあなたもできそう!と自信になるはずです。
画像中心でさっと読めますのでぜひお付き合いください。
こんな破れ方なら仕方ないか・・
小さな子どもがいれば言い訳もできますが、ここまで破れるとさすがに張り替えないとカッコ悪いですね。
材料はこれ
材料はこの3点セット。
左から、「障子紙はがし剤」「無地の障子紙」「障子糊」です。
これ以外に活躍したのは、カッターナイフ、霧吹きと、
これ↓ ステンレスの直角定規(指矩)です。
作業はかんたんだけど慣れが必要!?
古い障子紙をはがす
まずは作業台代わりの机を準備。
こちらに障子をセット。結構破れていますね。
はがし剤をつけて、5分ほど放置します。
はがした状態がこちら。
紙が残っているのできれいに取り除きます(なぜか台から降ろした状態)
新しい障子紙を貼る
まずは障子紙を当てがってゆがまないように片方を仮止めします。
すみません、写真撮り忘れました。
続いて糊付けです。
先ほどと同じ画像ですが、この1本1本にのりをつけていきます。
実は一度失敗しました。
というのも下の画像にある、糊の頭の部分のキャップをつけずにのりをつけはじめたところ、糊の量が調整できず、塗る場所も安定しなくて失敗。
上のキャップのカニのハサミのようなもので桟の木の部分を挟み込んで塗っていくと、のりがあふれることなく、きれいに塗れます。
貼った後に、先ほどのステンレスの定規を添わせて、カッターできれいに切っていきます。
きれいに糊付けできていない所は、濡れタオルのようなもの(私は濡れティッシュで代用)して押さえつけ、最後に霧吹きで全体をぬらして、しわを伸ばします。
しばらく乾かします。
完成!作業完了まで数時間…
1枚30分くらいの作業かとなめていましたが、乾燥まで含めると2枚で数時間かかっています。
業者の方に頼むと1枚1,800円(税込)から2,000円(税込)くらいだそうです。
自画自賛!?はじめてにしてはまずまず!?
向かって右のほうは右側にしわがいくつか見られます。
左側は真ん中下がちょっと気になります。
不器用ながらもなんとか仕上げたのでまずまず、かなと思っています。
(妻は不満みたいですが・・苦笑)
コツもつかめたと思うので、次回からももう少しうまくできそうな気がしています。
きれいになるとうれしいので、年末の行事にしようかな。