耳が少し遠くなって、テレビの音が聞こえにくくなってきた、ってことありませんか?
父がそんな状況になってきたので、何とかならないかと調べたところ、「手元テレビスピーカー」という製品を見つけました。
でもこんな疑問がわきませんか?
- 音がテレビからではなく、手元に置いたスピーカーから出るだけで音漏れは結局一緒じゃないの?
- 無線で音を飛ばすので音質が悪くなるんじゃない?
これらのポイントに口コミをチェックしていると、意外な点が浮かびあがってきました。
一緒にみていきましょう。
ネックスピーカーSRS-WS1の方がいいのでは?
テレワークが長くなり、ZoomなどのWeb会議でイヤホンやヘッドフォンを使う機会が増えてのですが、耳が疲れるんですよね。
そこで興味があるのがウェアラブルネックスピーカー。
その火付け役のソニーのSRS-WS1の方が、耳元で音が鳴るので聴き取りやすいんじゃないのか?という疑問がわいてきました。
ということで、以下をポイントにチェックしていきたいと思います。
- お手元テレビスピーカーとウェアラブルネックスピーカーの大きな違いは?
- 手元、耳元に音を近づけると聞きやすくなる?
- 音漏れはどの程度?
- 音質が悪くなったり、音が遅延したりしない?
- 操作性は?
ソニーお手元テレビスピーカーSRS-LSR200の口コミ
悪い口コミ
高齢の父のために購入しました。
接続・操作とも簡単で、ボタンなどが大きく、高齢者にもわかりやすく助かっています。
ただ、音量があまり大きくなく、テレビでみるより聴き取りにくいようです。
最近ますます耳が遠くなった高齢の母にプレゼンとしました。
数日使ってみましたが、ボタンが多くて覚えられないようです。私からみればボタンも大きく、操作がしやすいと思うのですが、拒否反応が出るみたいです。結局家族がいる時は代わりに操作して使っていますが、ひとりのときは外して使っています。
子どもに買ってもらって使っています。
テレビを観る時に手元で操作できるのがいいですね。ただ音声が少し低く感じます。年寄りにはもう少し高い音のほうが聞こえやすいので、そこを改善してもられば思います。
いい口コミ
家族みんなでテレビを観る時、高齢の母が聞き取りにくいということで購入しました。
音の遅延もなく、ボタンやダイヤルも大きいので操作を間違えることもありません。音質もさすがのSONYで満足がいくものでした。
これで一家団欒でテレビを楽しめるようになりました。
キッチンで料理をしながらしっかり音を聴きたかったので購入しました。洗い物をしていると水の音が大きくて聞こえにくいんですよね。
でも、このスピーカーのおかげで、手元からとてもクリアな音が出てきていいですね。雑音や音の遅れなどもなく、また人の声が聴きやすくなりました。普段でもスピーカーを使うようになりました。
テレビをみる機会が増えたのと、ちょっと聞きづらくなってきたので購入しました。
指向性が高いのか、スピーカーの前以外、あまり音が漏れないようです。ただし、スピーカーのサイズが小さいため、臨場感や低音の豊かさを求めると少し厳しいかもしれません。人の声がとても聴きとりやすくなり、バランスはとてもいいと思います。お年寄り専用というより、年齢関係なくいい製品だと思います。
まとめ:おすすめだけど意外な盲点あり!
お手元スピーカーとウェアラブルネックスピーカーの違い
勘違いしていましたが、このふたつは元々コンセプトが違います。
お手元スピーカーは、とにかくテレビの音を聴きやすく届ける。
ウェアラブルネックスピーカーは、音や振動でエンターテイメントの楽しみを届ける。
この違いを理解して選びましょう。
気を付けたい点、残念な点
小型軽量で持ち運びもしやすく、ボタンの配置や操作性に工夫がされていて、高齢者にもやさしいデザインになっている...と思っていました。
しかし、実際に使う高齢者の方にとっては「ボタンの数が多すぎる」という点が災いしているようですね。覚えられない、拒否反応があって使えない、ということもあるようです。
ここは利用される方と事前に相談してクリアしておきましょう。
- 人によってはボタンやダイヤルが多くて戸惑ってしまう。
- 音質はそれなり(ウェアラブルネックスピーカーほどよくない)
おすすめする理由
とはいえ、耳の少し遠くなったシニア以上の方にはおすすめのスピーカーです。
- 音の遅延ははぼない。
- 指向性があり、通常の音量より小さくても聴き取りやすい。また、周りに音が漏れにくい。
- 人の声を際立たせる機能があり、聴きとりやすい。
- ボタンやボリュームが大きく、操作がしやすい。
- 13時間の長時間バッテリーで充電を気にせず使える。